品質へのこだわり
徹底検査で不良率ゼロを目指します
高品質な製品をお客様に提供するため、独自の社内品質マニュアルを作成し、徹底した品質管理を行っています。
はじめに検査は、加工を担当したオペレーターが行い、その後検査専任のスタッフが2回目の測定検査を実施します。
寸法測定や外観検査は、品質を担保するのに重要なステップ。渡辺製作所では、ダブルチェックで人的ミスを防止し、高品質、低不良率を実現しています。
また、積極的に最新の検査設備を導入し、日々品質管理体制を拡充しています。
全ては顧客満足度向上のため、徹底した検査と品質管理体制で、お客様の製品の品質向上に貢献することを使命とします。
計測機器
KEYENCE XM(三次元測定機)
テーブル上の対象物にプローブを当て、カメラにより縦、横、高さから三次元の座標を取得し、対象物の寸法・ピッチ、真円度などの幾何公差を高精度に測定できる卓上型の測定機です。
動作環境は温度10~35度、湿度20~80%
温度変化による測定誤差を抑えるハイロバストカメラを搭載。
設置環境の自由度が飛躍的に高まり、測定室を必要としません。
測定範囲は600㎜×300㎜、繰り返し精度±3μを実現。
KEYENCE IM(画像寸法測定機)
カメラと画像処理システムを用いて製品の寸法を高精度に測定する装置です。 対象物をステージに置きボタンを押すだけの簡単操作で高精度測定を実現。対象物のシビアな位置決め不要で、複数箇所をわずか数秒で測定可能です。カメラだけでは測定が難しい部分も、ライトプローブユニット、接触式高さ測定ユニット、回転ユニットで360°多面測定も可能。
測定範囲は300㎜×200㎜×高さ85㎜
レンズの解像度は高精細2000万画素CMOSセンサを搭載。
測定工具一覧
- マイクロメーター
- デプスマイクロメーター
- シリンダーゲージ
- 栓ゲージ
- ブロックゲージ
- ハイトゲージ
- ノギス 等
社内改善活動
当社では顧客アンケートを定期的に実施し、回答を踏まえた改善活動を社内全体で行っています。
一例として、加工実績の情報を蓄積することで、不良の可視化と評価を徹底しています。加工工程や段取り・工具・切削条件など全ての面で、各技術者が自主性を持って改善を繰り返し、より最適な加工方法を模索しています。
その他にも社内納期管理などの納期遅延対策、品質マニュアルによる検査作業の効率化など多角的な改善活動を行い、昨年は社外不良率0.1%以下を達成しました。今後も更なる向上改善を進めて参ります。